Thursday 19 June 2008

YPKスクールバス購入の経緯 - スクール移転か、それとも...

YPKが鳴神から西ノ内に移転してきたのは、2006年4月のことでした。

当時、西ノ内校はとっても広く、それが故にさびしくも感じられました。生徒数が現在よりだいぶん少なかったですし、鳴神校よりもずいぶん広かったからです。

しかしながら、子どもたちが走り回ることのできる広い園庭や、大きなプールが置ける敷地がない点では、鳴神と特に変わりはありませんでした。

今年3月に、スクール移転について検討し始めたのは、まさに上の2つの問題点、つまり、

1. 子どもたちが思いっきり走りまわることができる園庭がないこと
2. 大きなプールを設置するための敷地を確保できないこと

を何とか解決できないかとの思いからでした。

新年度が始まる少し前から、私たちは夏を目途にスクールを移転するかどうかという問題について、毎日のように議論を重ねました。

そして4月、私たちが最終的に出した結論は、移転するかしないかという二者択一ではなく、まったく他の選択肢でした。
すなわち、上記2つの問題点をカバーするための「スクールバス購入」だったのです。

これまでも、近くにある広い公園へスクールバスで出かけ、遊んできました。(スクールバスといっても乗用車ですが)
そして昨年夏からは、近くの公園の大きなプールへ行って泳ぐようになっていました。

近所にそうした整った施設があるなら、それを利用させてもらわない手はありません。

その際、トドラーからキンダーまでの全員の子どもたちを一度に、そして安全に送迎することができれば、なお良いのだが...

ん~? 待てよ。
それだ!
機動力があれば、どこへでも行けるではないか!

それならば、「移転」ではなく「移動」するための道具を整備すればいいのではないか、ということになったのです。
それが、YPKスクールバスの購入を最終的に決断した理由であります。

バス購入は、その他にもメリットがあります。
例えば、これまで充分ではなかったフィールドトリップの予定を増やすことなど。

たしかに、YPKの子どもたちに、施設の面でもっと恵まれた保育環境を提供したいという気持ちは以前残っております。
しかし、当面解決すべき課題は、このバスの購入によってクリアされるものと考えております。

新年度スタート時点において浮上したスクール移転問題が、保護者の皆さまに混乱を招き、ご心配とご迷惑をおかけしましたことを改めて深くお詫びいたします。

上述の理由によって、移転ではなく、バス購入という道を選んだ点について、皆さまにはご理解していただきたくお願い申し上げます。

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