子どもたちが製作中の「引き出し付き棚」
Posted by Satoshi Yamamoto
11月をもちまして、これまで主にトドラークラスを担当していたティム先生が退任いたしました。
歌が上手く、とても優しかったティム先生が退任したことは、YPKスタッフにとっても、子どもたちにとっても大変残念なことでした。ティム先生の今後のご活躍を期待したいと思います。
さて、現在YPKには5名の外国人の先生がおりますが、ティム先生が退任された後しばらくはこの5名で各クラスを担当してまいります。
しかし、1月からはイギリス出身の先生、4月からはカナダ出身の先生(現地のpreschool teacher)をお招きすべく、その準備が最終段階に入っております。
新しい先生が正式に決定しましたら、また別途ご連絡いたします。
YPKでは、英語はもちろんですが、それと同時に、これからのグローバル社会において、複雑で困難な場面に遭遇しても、たくましく生きていく"力"(私は「簡単に諦めない粘り強さ」と「論理的に考えること」だと考えている)を同時につけていけるような、そうした環境を整えてまいりたいと考えております。
そのために、いま子どもたちは、各人の中に自分の「引き出し付きの棚」を製作している途中であるはずです。YPKではそれを作ることを促しています。子どもたちは棚の製作と同時に、毎日学んだことをその棚の中に少しずつ、自分が分かるように収納していることでしょう。
その棚は私たちの目には見えません。
見えないことが、大人たちの不安を招くことも多いでしょう。
でも、その棚が誰か他の者から与えられたものでは意味がありません。
また、その棚に入れるものが、他から強制されたものであったり、勝手に入れられたものであると、子ども自身は全くそれに関心がないので、どこに入っているのか分からず、すぐにその存在を忘れてしまうことでしょう。
子どもを信じ、子どもたちが自らの力でそれらの棚を完成させ、たくさんのものを収納するために、私たちはその環境を整えて待つしかないように思います。
この棚が充実すればするほど、YPKの外国人の先生方が言う「爆発("花が開く"という人もいる)」が起こり、子どもたちが一気に成長したように見えるのではないかと考えています。(もちろん、子どもたちは爆発以前も確実に成長しており、その期間の方がより大切でもあるのですが)
これは時間がかかるように見えますが、子どもたちにとってみれば、その後の方がずっと長い道のりです。
この棚は大きくなってからも使えるでしょうし、この棚があることで、さまざまな情報を有機的に関連づけながら整理することができるようになると信じています。
子どもをコントロールし、何かを教え導くという考え方では、子どもたちの本当の力を十分に発揮させることはできないでしょう。
私たちは、子どもたちが自ら考え、その考えに基づいて行動できるようにヘルプしてまいりたいと思っています。
11月をもちまして、これまで主にトドラークラスを担当していたティム先生が退任いたしました。
歌が上手く、とても優しかったティム先生が退任したことは、YPKスタッフにとっても、子どもたちにとっても大変残念なことでした。ティム先生の今後のご活躍を期待したいと思います。
さて、現在YPKには5名の外国人の先生がおりますが、ティム先生が退任された後しばらくはこの5名で各クラスを担当してまいります。
しかし、1月からはイギリス出身の先生、4月からはカナダ出身の先生(現地のpreschool teacher)をお招きすべく、その準備が最終段階に入っております。
新しい先生が正式に決定しましたら、また別途ご連絡いたします。
YPKでは、英語はもちろんですが、それと同時に、これからのグローバル社会において、複雑で困難な場面に遭遇しても、たくましく生きていく"力"(私は「簡単に諦めない粘り強さ」と「論理的に考えること」だと考えている)を同時につけていけるような、そうした環境を整えてまいりたいと考えております。
そのために、いま子どもたちは、各人の中に自分の「引き出し付きの棚」を製作している途中であるはずです。YPKではそれを作ることを促しています。子どもたちは棚の製作と同時に、毎日学んだことをその棚の中に少しずつ、自分が分かるように収納していることでしょう。
その棚は私たちの目には見えません。
見えないことが、大人たちの不安を招くことも多いでしょう。
でも、その棚が誰か他の者から与えられたものでは意味がありません。
また、その棚に入れるものが、他から強制されたものであったり、勝手に入れられたものであると、子ども自身は全くそれに関心がないので、どこに入っているのか分からず、すぐにその存在を忘れてしまうことでしょう。
子どもを信じ、子どもたちが自らの力でそれらの棚を完成させ、たくさんのものを収納するために、私たちはその環境を整えて待つしかないように思います。
この棚が充実すればするほど、YPKの外国人の先生方が言う「爆発("花が開く"という人もいる)」が起こり、子どもたちが一気に成長したように見えるのではないかと考えています。(もちろん、子どもたちは爆発以前も確実に成長しており、その期間の方がより大切でもあるのですが)
これは時間がかかるように見えますが、子どもたちにとってみれば、その後の方がずっと長い道のりです。
この棚は大きくなってからも使えるでしょうし、この棚があることで、さまざまな情報を有機的に関連づけながら整理することができるようになると信じています。
子どもをコントロールし、何かを教え導くという考え方では、子どもたちの本当の力を十分に発揮させることはできないでしょう。
私たちは、子どもたちが自ら考え、その考えに基づいて行動できるようにヘルプしてまいりたいと思っています。
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