宮崎から子どもたちに贈り物をいただきました。
1月下旬のある日、突然「宮崎県からかけています・・・」という電話を受けました。
その声の主は男性で、確かに宮崎なまり。
あまりに突然のことで、最初のうち何をおっしゃっているのかよくわからなかったのですが、ワイズの子どもたちへポンカンを送るから食べてください、ということです。
その2、3日後、確かにポンカンが2箱も送られてきました。中を開けると、ポンカンとコーヒー(代表して送ってくださった中村さんは珈琲店を営んでいらっしゃいます)、そして温かな心のこもったお便り。
YPKの子たちと同じくらいの年齢の子が入れてくれたのでしょうか、「がんばって」のメッセージとたくさんの折り紙。
お便りから、宮崎県に避難している方がワイズの名前を出してくださったということです。(ちなみにその方はワイズの保護者様というわけではなく、全く存知申し上げない方です。) 公の機関を通さず、福島県の子どもたちに直接届けたい、ということで、なぜかワイズを選んでくださったようです。
後から知ったことですが、この中村さんは聡先生の実家のすぐ近くでコーヒー店を開いていらっしゃいます。ものすごい偶然です!
震災からまもなく1年が経とうとしています。被災地以外の地域では、だんだんと震災の記憶も薄れていく時期でしょう。それなのに、遠い宮崎から、こうして思って、案じて、応援してくれている人がいる、ということにとても感激しています。
前にも書いたかもしれませんが、地震自体は本当にひどいことでしたし、福島は今も大変な思いをしていますが、それがきっかけで、今まで想像も出来なかったようなご縁が広がっているという。そういうこともあるんだなぁと思うと非常に感慨深いものがあります。
宮崎の皆様の温かいお気持ちに心から感謝申し上げます。
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