Sunday, 20 June 2010

一人遊び、小グループでの遊び、大グループでの遊びや学びをバランスよく!

最近、「一人遊び」の重要性について書いたばかりですが、決して「グループあそび」が重要でないと言っているわけではありません。

この日のフリータイムの時間には、みんなで協力しながら、線路をなが~く繋いで街をつくっていました。
(最初は2名が線路で遊び始め、それにみんなが少しずつ参加し、気づいたら8名で街づくりをしていました。)

この遊びにおいて、保育者が手助けに入るような場面はほとんどありませんでした。



YPKでは以下に示すように、子どもの年齢に合わせて「一人遊び」と「小さなグループでの遊び」、「大きなグループでの遊び(学び)」をバランスよく取り入れています。

2才以下の時期 : 遊びにおいて保育者の助けを多く必要とする時期。この時期は「自分⇔保育者」という関係が主であり、横(友だち)の関係はそれほど多くない。

3~4才の時期 : 横の関係も増えてきて、保育者との遊びのほか、小さなグループで遊び始める。同時にこの時期、YPKではひとりで遊ぶ(学ぶ)トレーニングを行い始める。例えば、フリータイムの時間に、「テーブルタイム」(自分が遊びたいものを一つ選び、テーブルの上で一人または数人で遊ぶ時間)を設けている。

5~6才の時期 : 一人遊びや小グループでの遊びにおいては、保育者の手助けをほとんど必要としなくなる。大グループでの活動としては、先生を中心として、課業の中で「プロジェクト」という形で行う。最近のプロジェクトは「植物(Plants)」です。
 

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